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BURN

やけど

熱による皮膚や粘膜の損傷をいい、高温の液体や物体、火炎などに一定時間以上接することで起こります。受傷直後から赤みや腫れが現れ、水ぶくれができることもあります。

FEATURE

特徴

やけどは、その深さによってⅠ度~Ⅲ度に分類されており、現れる症状も異なります。
また細菌感染が起こるとやけどがより重症化します。

METHOD OF TREATMENT

治療方法

治療方法イメージ

やけどを負ってしまったら、慌てず速やかに、水道水で患部を痛みが和らぐまで冷やします。その後、深度にもよりますが、できるだけ早く受診されることをおすすめします。治療法は深度によって異なります。

【Ⅰ度(表皮熱傷)】疼痛を伴う紅斑、浮腫
受傷当日と翌日まではステロイド外用薬を塗布、その後はワセリンなどを塗布します。

【Ⅱ度(真皮熱傷)】
受傷当日~翌日までは強力なステロイド外用薬を塗布、その後は創傷治療薬などを塗布します。治癒までに2~4週間かかります。

【Ⅲ度(皮下熱傷)】
軟膏処置に加え、デブリドマン(壊死した組織を取り除くこと)、潰瘍処置、多くの場合植皮が必要となります。気道熱傷やⅢ度熱傷では大病院に紹介させていただく場合(入院が必要)があります。

QUESTIONS AND ANSWERS

Q&A

Q

水疱が出きた場合は治療が必要ですか?

A

水疱が認められる場合はⅡ度(中等度)熱傷なので早期から通院治療をお勧めします。

院長

院長よりコメント

低温やけどの場合は、当初あまりひどくみえなくても深部にダメージを受けている可能性があり、早期からの治療が必要です。

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