TOP

HIVES

蕁麻疹

じんましん(蕁麻疹)とは、皮膚の一部が突然、蚊に刺されたように盛り上がる疾患です。赤みや強いかゆみを伴いますが、たいていは数十分~1日以内に治まります。

FEATURE

特徴

蚊に刺されたような、膨疹(ぼうしん)と呼ばれる赤みをもった膨らみが現れます。膨疹の大きさは様々で、膨疹同士がつながり、大きく広がることもあります。膨疹は通常24時間以内に跡を残さず消えます。強いかゆみに加え、チクチクとした痛みを感じることもあります。
じんましんは顔を含め全身のどの部位にも起こる可能性があります。慢性化すると、夕方~夜間にかけて悪化しやすいことが多く、大体決まった時刻に症状が出る場合もあります。
特定の刺激(食物アレルギーや、圧迫、発汗など)が原因もしくは誘因となる場合と、直接的な原因がはっきり特定できない場合があります。また、症状が一度だけ、または数日内で治まる「急性じんましん」タイプと、原因が特定できず、1か月半以上出たり消えたりが続く「慢性じんましん」タイプに分けられ、後者は数か月~数年の長期にわたって続くこともあります。
ストレスや疲労、体調不良、かぜなどの感染症、月経などによってじんましんが起こりやすくなることも知られており、甲状腺疾患や膠原病などの病気が原因で現れる場合もあります。

METHOD OF TREATMENT

治療方法

治療方法イメージ

特定の食品で起こる場合は、その食品を避けます。摩擦や圧迫などの刺激で繰り返し出る場合にも、それを避けます。
じんましん自体の治療には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服が有効です。じんましん以外に意識の低下や呼吸困難など複数の症状が現れた場合は、アナフィラキシーショックの可能性があるため、早急に受診してください。

QUESTIONS AND ANSWERS

Q&A

Q

慢性蕁麻疹は治りにくいですか?

A

そうです。治療期間が2~6年といわれています。

院長

院長よりコメント

急性の蕁麻疹に症状の程度に含めて治療を選択します。

OTHER

他の皮膚疾患

皮膚のお悩み一覧へ戻る