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DRY-SKIN

乾燥

乾燥肌とは、皮膚の角層と呼ばれる部分の水分量が低下して、肌が乾燥した状態をいいます。皮膚のつっぱり感やかさつき、粉吹き、かゆみなどの症状がみられます。

FEATURE

特徴

皮膚のつっぱり感やかさつき(カサカサしたり、ピリピリする感じ)が現れます。白く粉が吹いたようになることもあります。皮膚のバリア機能が低下することで、刺激物質が容易に入り込みやすくなり、しばしばかゆみを伴います。
特に乾燥しやすいのは、もともと皮脂の分泌が少ないすねや膝、肘、手の甲、角層の厚いかかとなどです。顔では頬や目の周り、口の周り、くちびるなどです。皮膚の乾燥は、アトピー性皮膚炎をはじめとした様々な皮膚の病気を悪化させる要因にもなります。
角層において、肌の潤いに重要な役割を果たす「天然保湿因子」「細胞間脂質」「皮脂」の分泌は加齢によって減少していきます。そこに空気の乾燥や寒冷、衣類による摩擦などの刺激、紫外線によるダメージなどが加わることで、皮膚表面の乾燥が進みます。
皮膚の洗いすぎやこすりすぎ、熱いお湯での入浴や石鹸の使いすぎ、不規則な生活や心身のストレスなども、乾燥肌を助長させます。
また、子どもは皮脂の分泌が少なく、女性は30歳代後半から皮脂の分泌が減少し乾燥しがちになります。高齢者も皮脂や発汗量が減少し、皮膚も薄くなるため乾燥しやすいといえます。

METHOD OF TREATMENT

治療方法

治療方法イメージ

治療は皮膚の乾燥が根底にあるため、まず皮膚のバリア障害を回復させるためのスキンケアが重要です。保湿剤を入浴後、皮膚がまだ乾かないうちに万遍なく、十分に塗りましょう。

QUESTIONS AND ANSWERS

Q&A

Q

保湿剤は市販されているものをしようすればいいですか?

A

保湿剤は市販されているものを使用してもいいですが、治療として必要な場合は保険治療で処方することができます。

院長

院長よりコメント

保湿剤を適切に使用することが重要です。

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