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MITCHGA

ミチーガ

ミチーガは中等症から重症のアトピー性皮膚炎に使用される注射薬で、1ヵ月に1回の皮下注射によって治療を行います。特に「かゆみ」を抑える効果に優れています。

ABOUT

ミチーガとは?

薬のイメージ

ミチーガ(一般名:ネモリズマブ)は、中等症から重症のアトピー性皮膚炎に対して使用される注射薬です。特に「かゆみ」を抑える効果に優れており、これまでの治療では十分にかゆみが改善しなかった方に対して、新たな選択肢となる薬剤です。ミチーガは、かゆみの原因の一つであるIL-31という物質の働きをブロックすることで、神経への刺激を抑え、かゆみの軽減につなげます。 1ヵ月に1回の皮下注射で治療を行い、継続することで症状のコントロールが期待されます。皮膚の炎症や赤みも改善されることがありますが、かゆみのコントロールに特化している点が大きな特徴です。治療にあたっては、医師の診察により適応の確認と、副作用や併用薬の確認を行ったうえで慎重に開始します。

PHILOSOPHY

アトピー性皮膚炎に対する院長の想い

院長

当院では、科学的根拠に基づいた最新の治療法を導入し、スタッフ全員が日々研鑽を重ねています。私が最も大切にしているのは、皆さまの「日常の質」を取り戻すこと。アトピーで悩む方々が抱える不安や苦痛に寄り添い、ただ症状を抑えるだけでなく、心から安心して過ごせる毎日を一緒に創りたいと考えています。
皮膚科医として30年以上培ってきた経験と、信頼できるチーム医療を基盤に、患者さまご自身が納得できる選択肢をご提供します。どんなささいなお悩みでも、遠慮なく相談してください。

EFFECT

ミチーガの効果

ミチーガ(ネモリズマブ)は、アトピー性皮膚炎に伴う強いかゆみを抑える効果に優れた注射薬です。アトピー性皮膚炎では、かゆみの原因物質のひとつである「IL-31(インターロイキン-31)」が過剰に分泌され、神経を刺激することで激しいかゆみを引き起こします。ミチーガは、このIL-31の働きをブロックすることで、かゆみの神経刺激を抑え、症状を和らげるという作用があります。
とくに、外用薬や内服薬ではかゆみのコントロールが難しかった方にとって、新しい治療の選択肢となります。1ヵ月に1回の皮下注射で治療を行い、早ければ数日〜数週間でかゆみの改善を実感される方もいます。
また、掻き壊しの減少によって、皮膚の炎症や赤みも徐々に改善されるケースもあります。ミチーガは「かゆみに特化した治療薬」として注目されています。

MEDICALFLOW

当院の治療の流れ

SIDE EFFECTS AND SAFETY

ミチーガの副作用と安全性

ミチーガ(ネモリズマブ)は、アトピー性皮膚炎に伴う強いかゆみを抑える効果が期待できる注射薬ですが、副作用や安全性についての理解も大切です。
主な副作用としては、注射部位の発赤・腫れ・かゆみなどの軽度な局所反応が報告されています。
また、頭痛・関節痛・倦怠感などの全身症状がみられることもありますが、多くは一過性で軽度です。
ミチーガはIL-31という特定の炎症因子に作用する薬であるため、全身の免疫機能に与える影響は比較的少ないとされ、感染症リスクも低めです。
当院では、安全に治療を継続していただけるよう、副作用の有無を丁寧に確認しながら適切にフォローしております。

QUESTIONS AND ANSWERS

Q&A

Q

ミチーガはどんな薬ですか?

A

ミチーガは、アトピー性皮膚炎に伴う「かゆみ」を抑える注射薬です。かゆみの原因となる物質(IL-31)の働きをブロックすることで、かゆみの神経刺激を和らげ、つらい症状の改善が期待できます。

Q

効果はどのくらいで出ますか?

A

個人差はありますが、早い方で数日〜1週間ほどでかゆみの軽減を実感されることがあります。継続して治療することで、皮膚の状態も徐々に整ってくるケースが多いです。

Q

どのくらいの頻度で注射するのですか?

A

基本的には1ヵ月に1回、皮下注射を行います。治療の効果や体調に応じて、医師が投与間隔を調整する場合もあります。

Q

副作用はありますか?

A

多くは軽度で、注射部位の赤みや腫れ、頭痛、倦怠感などが報告されています。まれにアレルギー反応が起こることがあるため、初回投与後は院内で経過観察を行います。

Q

他の薬や外用薬と併用できますか?

A

はい、通常はステロイド外用薬や保湿剤、抗アレルギー薬などと併用されます。ただし、併用薬によっては注意が必要な場合もあるため、服用中の薬があれば必ず医師にご相談ください。